沖縄県内看護学校の一般入試前期日程が11月初旬ピークを迎えます。
ぐしかわ看護専門学校 11/3（金）
沖縄看護専門学校、北部看護学校 11/4（土）
浦添看護学校 11/5（日）
那覇看護専門学校 11/11（土）
そこで、入試直前の心構えと、
午後の面接試験（午前の一次筆記試験合格者）に向けた準備等のポイントをまとめます。
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試験10日前～やってきた参考書や過去問、問題集やプリント、単語帳などなどを整理して優先順位を決めて復習しましょう。毎日最低3時間はやりましょう。社会人の方は職場や家族に協力してもらいましょう。1日中勉強漬けの日をそのうち3日は作りましょう。
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人間は繰り返すことで取り出し可能な中長期記憶を形成できます。そして中長期記憶も、長期記憶まで来れば忘れないですが、受験勉強で詰め込んできた知識などはたいてい未だ中期記憶以下です。だからこそむやみに新しいものに手を出すのはやめましょう。十日では短期記憶で終わってしまい試験の役には立ちにくいです。
やってきた教材類を概観し優先順位をつけていくだけでも、かなりの効果が期待できますよ。
そしてその優先順位に従って、付箋????などを使ってキーワードを隠す、覚えたら外すなど、効率的に仕上げて行きましょう。
過去問演習も、もちろん得点力や試験時間の感覚を養ったり、仕上がり具合を確認したり、抜けがある弱点単元を確認したりするのに効果的です。しかしただやりっぱなしの過去問演習では限られた過去問がもったいない！しっかり誤答を見直し正答でも選択肢（県内看護学校はすべて選択肢マークセンステストです）をすべて確認しておくのは大切です。ただし各学校から販売されている過去問題集には、解答番号しか書かれていません。
そこで横濱学院では、対面＆Zoomのハイブリッド授業で過去問の解答解説授業を行い、効果的な過去問演習になるようにしています。
例えば英語では、
1 文法（構文含む）
2 語彙（単語、熟語や発音）
3 演習（過去問や類題＝英検5～2級レベル）
この三本柱の学習をたゆます並行してすべてを同時に進めていくことをおすすめします。
単語だけやったり、いきなり難しめで自力で進められない文法系参考書をやるのはおすすめできません。
自学自習できる教材を揃え、英検公式サイトで公表されている英検5級（中学1年生レベル）、英検4級（中学2年生レベル）、英検3級（中学3年生レベル）の筆記選択問題が60%以上クリアできたら、過去問演習に進むべきです。看護学校の入試問題は、英検3級以下レベルが40%、英検準ニ級レベルが40%、英検二級以上が10%で構成されており、一次突破合格ラインは他教科の出来にもよりますが50～70%（他教科含めて全体で70%）だと思います。
すると英検3級以下、すなわち中学3年生までの内容が完ぺきなら、あとは4択などの選択問題なので合格可能なのです。自分はここをかなり力説しており、下手に市販の参考書問題集などをやるとたいてい英検準ニ級レベル以上を中心にしているため、勉強から離れていた社会人の方などは自学自習がままならず、勉強に手がつかず、いたずらに過去問をやって解答番号を覚える?!という不毛な学習におちいってしまいがちです。
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面接は、推薦入試の『オーディション』的な位置づけと比べると、『不適格者の排除』という側面が一般入試では強まるかと思います。
推薦入試は志望理由書、小論文、面接を三位一体としたオーディションです。そこでは『光る』必要があります。倍率3倍なら3人の中で一人に選んでもらう必要があります。
しかし、一般入試は午前中に学科試験があり、例えば3教科（沖縄県内は英語、国語は必須で、あとは数学か生物基礎）で100点✕３の300点満点なら、一次突破に6～70%（180～210点）が相場だと感じます。
午後の面接は、その午前の学科試験点数に加算する場合がほとんどかと思います。するといきおい『オーディション』よりも『不適格者排除』に傾くのは道理です。仮に面接は単独で合否判定をしている場合でも、午前の学科試験を経た受験生を対象に絞っている前提から、『不適格者排除』に傾く力学が働くと思います。
ゆえに一般入試の面接はまず『無難に』！
個性や積極性をアピールする部分も必要な推薦入試に比べて、
『チーム医療にふさわしい人柄』を示すことに留意したら良いかと思います。
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志望理由を見直し、短所長所、気になるニュース、好きな本など準備しておかないとつまる『よくある質問』、
（よくある質問はこちらがよくまとまっています→https://smt.ishin.jp/support/mensetsu/）
また社会人の場合は特に多少圧迫面接要素も加わる場合あり（面接で泣かされて、それでも受かった社会人の方がいます！）、
タバコを吸うか（→吸わない！）、育児や学費の協力体制（ほんとに三年頑張れるか？）、職歴について、など、紙に一度書いてみて準備されたら良いと思います。
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高校生はもちろん制服一択ですが、社会人はスーツ、女性の場合もパンツスーツなどで行くのが無難ですが、急いで買ってキツすぎるなどだと！午前の筆記試験に影響しますから（筆記試験・時計などの準備も忘れずに）、ストレッチ素材などの着やすい服装が良いです。一般入試の時期は晩秋から冬場にさしかかってきます。亜熱帯沖縄の場合、その時期でも暑かったりしますが、少し冷えてくると暖房などは無い体育館などで湿った海風北風が吹くと気温15度でも体感温度は一桁並みの『寒さ』を感じることがあります。
1枚カーディガンなど持参されたり、かさばらない『携帯カイロ』をカバンに入れておくことをおすすめします。
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では皆さん、体調管理に留意されて是非合格して、看護学生そして看護師さんになって活躍されてくださいね！
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